2008年12月15日10時00分 / 提供:ゲンダイネット
民放各局は震え上がっているのではないか。これまでCMを大量に出稿していた大手飲料メーカーが番組提供から手を引くのだという。
あるテレビ関係者がこう言う。
「この会社はこれまで各キー局の複数の番組に、満遍なくCMを出稿してきました。番組はアニメ、歌番組、バラエティーのすべてを網羅しています。でも、テレビで宣伝してもその効果がはっきりしないし、期待しているほどではないと判断し、“テレビからの撤退”を決断したというのです」
これまで1000億円以上を出稿してきたトヨタ自動車が、来年度は広告宣伝費を30%減らすことを表明している。この会社もトヨタ並みに出稿量が巨額だけに痛手だ。キー局としてはスポットCMの収入激減に頭を痛めている時に、番組提供のCMまで減らされては死活問題だろう。
これにはタレントも大弱り。高額の出演ギャラを期待していた連中のもくろみはパー。テレビを取り巻く環境はさらにシビアになりつつある。
ゲンダイネットより引用。
09年4月より、TBSは、昼間4時間ブチ抜きの報道ワイド番組をスタートさせるという。それにともない、午後1時台の昼ドラも終了してしまうというのである。
TBSの昼ドラ枠は、1時からの「愛の劇場」と1時半からの「ひるドラ」(旧ドラマ30)で構成され、なかでも「愛の劇場」は、40年の歴史をもつ枠。2つの枠には、『キッズ・ウォー』や『いのちの現場から』『天までとどけ』『温泉へ行こう』『ぽっかぽか』など、人気シリーズも多いのだが、それが幕をおろす。
根強い昼ドラファンも多く、終了を惜しむ声も多いが、老舗の看板までおろすほどの決断の理由は、何だろうか。最近の、加勢大周の大麻事件での逮捕によってドラマが打ち切りになったことも、影響しているのだろうか。ある放送作家はこうみている。
「一番の大きな理由は、経費節減ということにつきると思います」
数年前にこの「愛の劇場」枠が、かつての花王一社提供から、複数社提供に変わったことなどに象徴されるように、スポンサー収益を見込むことが厳しい現状というのがまずある。
「いくら人気があるといっても、視聴率のマックスは、どうしても見込めない時間帯ですよね。経費節減しても、ドラマはそれなりにお金かかってしまいますからね」
そこで、スタジオ生番組ということになるわけだ。
「セットも毎日そのまま使えますし、生でスタジオでやる情報・報道番組は、経費の意味では楽なんです」
TBSにはさらに、夜の7時台も同様の大型報道番組に切り替える方向だという。前出の作家は言う。
「TBSは、『フレンドパーク』や『ぴったんこカンカン』など、7時台の強い番組も持ってるんですけどね。こういった番組いくつかは、別枠に移動でしょう。ただ、かつては7時からが"ゴールデン"と言われてましたが、今の7時台って、かつての時代ほど視聴者が揃ってテレビを見ている時間帯ではないみたいなんです」
クイズやお笑いなどのバラエティやドラマは、8時以降からでいいということか。とはいえ、かなり大胆な改革ではあるが、
「TBSは『報道のTBS』という言葉があるように、昔から社風として報道が一番、という空気があるんですね。社内的に報道が一番強くて、政治力もある。だから、枠を持ってっちゃうということは、あると思います。筑紫哲也さんが亡くなったことも影響して、新たな報道の看板を作らないといけないというのもありそうです」
それにしても、「ひるドラ」枠は、大阪の毎日放送と、名古屋のCBCが交替で制作するというローカル枠でもあるわけだが、人気シリーズの続編も、もう見られなくなってしまうのだろうか。両局にたずねてみた。
「枠がどうなっていくのか、まだ未定で、現段階ではまだ、お答えできることはありません」(毎日放送)
「終了するということ自体は、TBSさんが決めたことですから。枠が無くなるという事実は、確かとしかいえません。ただ、CBCがドラマ制作をしなくなるということではありませんので、何かの形でお届けできることを検討していきたいです」(CBC)
TBSは、「ドラマのTBS」とも呼ばれていたはずだが、地方と東京、報道と制作といった力関係もどこか感じられる改革だ。
サイゾーより引用。
ついに無関係と思われていたテレビ局まで不況のテポドンは容赦なく
直撃した。
この際テレビ局には2つ3つ潰れてくれたほうが有難いが、テレビの主要
収入源である広告費が不景気のあおりを受けて削減された。
企業も昔みたいに1億だの2億だの金が出せないし、今じゃテレビは
昔みたいにこぞってみるものでなくなった。
もはやテレビはネットの前に崩れ去り、落日の一途をたどっている。
テレビの現状はもはや敗戦寸前の旧日本軍のような事態である。
玉砕か降伏か、テレビ局の運命。
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